2012年10月6日土曜日

「スランプ知らず」のデレク・ジーター。その極意とは? 野球



「ジーターのバッティングは『スランプ・プルーフ』、スランプ知らずということだ」

常勝帝国、ニューヨーク・ヤンキースを牽引する38歳の「デレク・ジーター」。昨年7月には大リーグ史上27人目となる3000本安打を達成し、現在3,287本(イチローは約2,600本)。

年間200本安打を7回も記録しているジーターにとって、あと5年もやれば、ピート・ローズの持つ大記録4,256本安打を超える可能性も持っている。ワーストの年でも年間安打は156本だ。



「まだまだ打つよ」と同僚は言う。

それでも本人は「記録はあくまでも結果に過ぎない」とクールだ。



「自分は試合前に対戦投手のビデオもあまり見ない。むしろ、なるべく情報を入れないようにしている」と語るジーター。

「今は、ちょっと情報過多になっていると思う。それによって、整理がつかないまま打席に入って失敗するケースをたくさん見てきている。『頭の中をできる限りシンプルにして、来たボールを打つ』、これこそが最も重要なことだ」

技術論を語らないというジーター、そのバッティングの極意を語ったのが、この言葉だった。





ソース:Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2012年 10/11号
「デレク・ジーター 弛みなき至高の打撃術」

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