2013年5月24日金曜日
五輪メダル圏内のタイムをもつ18歳、「萩野公介」 [水泳]
北島康介ならぬ「萩野公介(はぎの・こうすけ)」
日本水泳選手権で、史上最多の5冠を達成した男、18歳。
個人メドレー2種目は、いずれも日本記録を更新。
その5冠のタイムを、ロンドン五輪に当てはめてみると
400m個人メドレー 銀メダル記録に相当
200m個人メドレー 銅メダル記録に相当
400m自由形 4位記録に相当
100m背泳ぎ 5位記録に相当
200m自由形 6位記録に相当
また、2位に終わった200m背泳ぎも、ロンドン五輪では6位相当のタイムであった。
つまり、「萩野公介は現在すでに、6種目で世界の2〜6位を争うポジョションにいるということだ。すでに『世界のマルチスイマーになった』といっていいだろう(Number誌)」
ちなみに、日本の水泳史上、異なる泳法の種目で複数のメダルを獲得したマルチスイマーは、まだ出ていない。
くわえて、萩野公介はまだ18歳。
あのアメリカの怪物マイケル・フェルプスが、北京オリンピックで金メダル8個をとった当時は23歳。また、ロンドン五輪で金2銀2銅1をとったライアン・ロテクは27歳。
「水泳界の常識からみても、18歳が競技力のピークとは考えられない(Number誌)」
すなわち、「萩野が北京オリンピックの時のフェルプス、あるいはロンドン五輪におけるロテクのレベルまで到達できる可能性はあるといってよい(Number誌)」
実際、フェルプスもロテクも、全盛期は20代半ばだった。
なるほど、新星・萩野公介は今後間違いなく
「日本水泳界、初の快挙」
へ向けて、歩を進めていくはずだ…!
(了)
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ソース:Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2013年 5/23号 [雑誌]
「日本初マルチスイマー 萩野公介」
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