2012年9月18日火曜日

悔しさとヤンチャな若手たち。サッカー・吉田麻也


ロンドン・オリンピックの男子サッカー、3位決定の「韓国戦」のことを聞くと、キャプテン・吉田麻也の顔が悔しさでクシャクシャになった。

「だいぶ……ね。落ち着きましたけど。マジ最初は悔しくて…」



韓国に負けた夜に開かれたささやかな慰労会で、吉田はキャプテンとして、最後にこうメッセージを送った。

「本田(圭佑)さんとか(長友)佑都くんとかウッチー(内田篤人)がいるところに割って入って、ぜひまたA代表で一緒にやろう!」

この時ばかりは、皆「うぃー!」と熱い声を上げた。



しかし…、このロンドン五輪世代は、胸を打つスピーチをしたくらいで大人しくなるほど、マジメな連中ではなかった。

深夜、吉田が部屋で寝ようとすると、突然ドアが開いた。チームメイトが雪崩れ込んできて吉田を羽交い絞めにし、体中にサインペンで落書きをしてくるではないか!

吉田はあまりの疲労で動けず、甘んじて写メの撮影を受け入れるしかなかった。あられもない写真を山ほどに…。

「やられました(笑)。アイツら猫かぶってやがった!」




出典:Sports Graphic Number 2012年 9/27号
「吉田麻也 『人生で一番濃い夏が俺を変えた』」

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